倫理委員会

当院では、院長が院内に倫理審査委員会を設置し、医学、薬学などの専門家、専門家以外の方や、当院と利害関係のない方にも委員となっていただき、それぞれの立場から、院内の臨床研究の実施内容に問題がないかどうかを審査しています。

設置要綱

人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針
たち眼科倫理審査委員会手順書

設置者

たち眼科富山駅前アイクリニック 院長 舘 奈保子
設置年月日 :令和6年 5 月 31 日

オプトアウト

通常、臨床研究は文書もしくは口頭で説明を行い、患者さんからの同意(インフォームド・コンセント)を得て行われます。これを「オプトイン」といいます。
同意には文書による同意、口頭による同意があり、さらにこれらの同意とは異なりますが、承諾する旨の患者さんの意思表示を認識するための、適切な同意という方法があります。
臨床研究のうち観察研究においては、たとえば患者さんへの侵襲や介入がなく、人体から取得された試料を用いず、診療情報などの情報のみを用いて行う研究については、国が定めた倫理指針に基づき必ずしも対象となる患者さんのお一人ずつから直接同意を得るとはかぎりませんが、研究の目的を含めて、研究の実施についての情報を通知又は公開し、さらに可能な限り拒否の機会を保障することが必要とされています。このような手法を「オプトアウト」といいます。
研究のために自分のデータが使用されることを望まれない方は、院長までお知らせください。なお、使用されることを望まれない場合においても、診療に一切不利益を与えることはございません。

委員構成

眼科医 1名(自然科学の有識者)
看護師 1名(自然科学の有識者)
視能訓練士 1名(自然科学の有識者)
事務長 1名(研究対象者の観点を含めて一般の立場を代表する者)
弁護士 1 名(人文・社会科学の有識者)
学識経験者 1 名(人文・社会科学の有識者)
薬剤師 1 名(自然科学の有識者)
一般の立場を代表 1 名(研究対象者の観点を含めて一般の立場を代表する者)

(内部者4名・外部者4名計8名眼科医 1名(自然科学の有識者))

会議の記録

  • 申請番号 1  ILM-Biue の使用に関する研究  令和6年 5 月 31 日【承認】
  • 申請番号 2  眼内レンズ度数選択に関する研究  令和6年 5 月 31 日【承認】
  • 申請番号 3  糖尿病黄斑浮腫に対する手術治療の評価に関する研究  令和6年 5 月 31 日【承認】
  • 申請番号 4  帯状角膜変性に対する EDTA の治療効果と角膜曲率への影響に関する研究  令和6年 7 月 26 日【承認】
  • 申請番号 5  水晶体再建術併用眼内ドレーン手術(Inject をもちいた緑内障手術)における眼圧、眼軸長に対する影響についての研究 令和6年 7 月 26 日【承認】
  • 申請番号 6  治療抵抗性の無硝子体眼の糖尿病黄斑浮腫に対して VEGF 阻害薬バビースモ(ファリシマブ)を倍量投与する研究  令和 6 年 10 月 25 日【承認】
  • 申請番号 7  ヨード液を用いた鼻涙管洗浄による涙小管炎の治療効果に関する研究 令和 6 年 10 月 25 日【承認】
  • 申請番号 8  硝子体黄斑癒着の残存した加齢黄斑変性あるいはその前駆病変に対して、硝子体を除去して発症のリスクを低減する研究  令和 6 年 10 月 25 日【承認】
  • 申請番号 9  無硝子体眼の加齢黄斑変性および黄斑部新生血に対して VEGF 阻害薬バビースモ(ファリシマブ)を倍量投与する研究  令和 6 年 10 月 25 日【承認】