眼瞼疾患とは

眼瞼疾患とは、まぶたに生じる病気の総称です。眼瞼下垂や睫毛内反、眼瞼内反/外反、眼瞼腫瘍、霰粒腫などが含まれます。原因は先天的なものや加齢性など様々で、それぞれの疾患や状態に応じて手術治療を行います。

疾患の分類

  • 眼瞼下垂
    まぶたが下がる疾患の総称です。まぶたが重たい、目が開きにくい、視野が狭いなどの症状があります。
  • 眼瞼内反
    まぶたが内側に反り返る疾患です。睫毛やまぶたが黒目(角膜)に接触して、視力障害や異物感の原因となります。早期の治療が推奨されます。
  • 眼瞼外反
    まぶたが外側にめくれる疾患です。加齢性や顔面神経麻痺などで発症します。目が閉じられなくなり、重大な角膜上皮障害を生じて、視力に影響します。
  • 逆さまつ毛
    睫毛内反とも呼ばれます。小学生ごろに治癒しなければ自然治癒は望めないので、そのような方は手術が推奨されます。
  • 眼瞼腫瘍
    色や形は様々で、赤くて柔らかいものや黄色いもの、ほくろのように黒いものなどがあります。多くの場合は良性ですが、中には悪性のものもあります。病理検査で調べます。
  • 霰粒腫
    瞼板というまぶたの板の中に出来る炎症の副産物です。保存的に1か月ほど治癒しない場合、手術が推奨されます。小切開で傷はほとんど目立ちません。

眼瞼の治療

手術療法

最後に

当院では眼形成手術専門医の新前橋かしま眼科形成外科クリニック 院長 山名祐司先生をお招きしております。
専門外来にて手術を2か月に一度行っております。
予約制のため、まずは一般外来で医師にご相談ください。